今日は頭痛についてです。
PCやスマホ、眼精疲労、産後の方は授乳の体勢など姿勢が原因で頭痛に繋がる肩こり、首コリの症状をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この場合の頭痛は緊張性頭痛が多いパターンです。
緊張型頭痛は、頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛みが数分~数日間続きます。
動いて痛みがひどくなることはありませんが、コリからめまい、ふらつき、全身のだるさなどを伴うこともあります。
子どもから高齢者まで、どの年齢層でもみられ、ときどき頭痛がするタイプ(反復性緊張型頭痛)と、毎日のように頭痛が続くタイプ(慢性緊張型頭痛)とがあります。
緊張型頭痛の原因
緊張型頭痛は長時間のPCやうつむき姿勢、就寝時の合わない枕など不自然な姿勢や、体の冷えなどがこれにあたります。そのような状態が続くと、首筋から肩にかけての筋肉が持続的に収縮し、
頭痛を誘発します。また、運動不足も頭痛を招きます。不安や心配などの精神的ストレスも誘因となります。
緊張型頭痛は、首から肩、背中にかけての筋肉や頭の筋肉が緊張することで起こるといわれています。
筋肉の緊張が高まると、筋肉内の血流が悪くなり、筋肉の中に乳酸やピルビン酸などの老廃物がたまります。
それが周囲の神経を刺激し、締めつけられるような痛みを起こすのです。また、精神的ストレスは、筋肉の緊張がなくても頭痛を引き起こすことがあります。
神経の緊張が毎日のように続くと、筋肉の緊張のコントロールや痛みを和らげる脳内システムの異常によって、筋肉が緊張していなくても頭痛が起こるようになってしまうのです。
頭痛がある場合、早期の治療が大切です。
頭痛薬を飲んでやわらげる方も多くいらっしゃいますが、薬は一時的に緩和するものであって改善しているわけではありません。
いずれ薬も効かなくなり、薬の量が増えたり他の症状にも繋がる方もいらっしゃいます。
そうなる前に早期改善を!