こんにちは(^^♪いちのま整骨院です。
先日妊婦さんが治療に来られました。
妊娠中は腰痛でお悩みの方も多いのではないでしょうか?
ではなぜ妊娠中に腰痛が起こるのか?
それはまずホルモンの影響があります。
妊娠3ヶ月頃から「リラキシン」という女性ホルモンが分泌されます。リラキシンは、靭帯を緩め、出産時に赤ちゃんが骨盤の間を通りやすくなるよう働きかけるホルモンです。ところが、骨盤を安定させる役割を持つ靭帯が緩むと、骨盤周辺の関節が不安定になり、筋肉に大きな負荷がかかります。筋肉が骨盤を支えきれなくなることで、腰痛を引き起こしてしまいます。
そして重心が変化する事が腰へ負担をかけます。
妊娠後期になると、お腹が前にせり出したような姿勢になり、腰が反って重心が前にかかった状態になってしまいます。反った姿勢で生活しているうちに、腰周辺の靭帯や関節、筋肉に負担がかかり、腰痛を引き起こしてしまいます。
このような2つの影響により腰痛を引き起こします。
これからの時期は冷えも腰痛の影響にもなりますのでご注意下さい。
次回は腰痛が起こった際の対処法をお伝えします。