皆さんこんにちは。 いちのま整骨院です。
歩き方の「かなめ」となるのが姿勢です。
姿勢が正しくなければ、痛める要因にもなりますし、身体を歪める原因となります。
特に産後は筋力の低下、骨盤の開きがあります。
産後崩れてしまった歩き方を一度見直す事をお勧めします。
正しい姿勢の身に付け方、そして姿勢を保ちながら歩く方法など、歩き方の基本についてお伝えします。
正しい姿勢には腹筋が必要!
正しい姿勢の維持には腹筋と背筋が必要です。
最初は壁を利用して正しい姿勢を覚え、腹筋と背筋の感覚をつかみましょう。
正しい姿勢を作るためには、次の6つのステップをふみます。
寄りかかれる壁さえあれば、いつでも正しい姿勢を作ることができるので、さっそく始めてみましょう。
- 平らな壁にかかと、お尻、背中、頭をつけます。
- かかとはしっかり揃え、両つま先の間はこぶし1個分程度あけるようにします。
- ひざとひざを軽くつけます。つかない場合はO脚、つき過ぎる場合はX脚です。
- お尻を壁につけます。腰と壁の間に隙間がこぶし1個入る程あいているなら反り腰(腰が後ろに曲がりすぎの状態)かもしれせん。掌が入る程度の隙間が理想です。
- 両肩をしっかりと壁につけます。このとき、両肩甲骨の間の筋肉がきちんと使われているとヒジも壁につきます。
- 頭を壁につけます。目線はまっすぐ、顎はひきましょう。伏し目になると肩が内側に丸まって姿勢が崩れてしまうので注意が必要です。
力が入らず立てましたか?
壁にもたれて立つというのは一見とて楽そうですが、実際にやってみると「すごく腹筋に効いている」と感じられたはずです。慣れないうちは少し大変ですが、腹筋に効いている感覚があったなら、それは正しい姿勢を作れた証拠と言えます。日々の生活の中で意識的に正しい姿勢を作るようにすれば、どんな状況でも自然と美しい姿勢をキープできるようなります。
歩き方も注意点はありますが、まずは姿勢から意識してください。
産後の場合、骨盤が開いているとお腹に力が入らず姿勢も丸くなりやすくなります。
猫背の原因にもなり、痛みの原因にもなりますので姿勢の意識を持ってお過ごしください。