こんばんは。いちのま整骨院です。
今日は寝返りに必要な筋肉、動きについてのお話しです。
産後骨盤矯正にご来院頂いた患者様で、寝返りや、寝ている状態から立ち上がる際も動作がしんどく、出来づらい方がいらっしゃいます。
出来ない原因として、体幹の筋力低下が関係しています。
脚が床に着いている状態で体が動いている際は、地面に対して力が加わり、力の反動として足から伝わり体を動かしています。
立ち姿勢と違い、寝ている状態の時は自分の筋力のみで体を動かしています。
この時に使うのが体幹であります。
赤ちゃんを思い出すとわかりやすいと思います。
赤ちゃんは歩く事も立つ事も出来ないのに寝返りが出来ます。
産まれて、たくさん泣いたり、手足をバタバタと動かす事で体幹の筋力が強くなり寝返りが出来るようになります。
大人の場合も本来は体幹の筋肉を使う事が本来はベストです。
ですが体幹の筋力が低下している方は、腰の筋肉が代わりに働いている状態となります。
腰の筋力に負担がかかり過ぎると、痛みや、寝返りなどの動作が出来なくなるという事です。
この症状は治療では改善しません。必ず体幹のトレーニングが必要となります。
寝返りや立ち上がる動作に問題がある方は、是非一度体幹の筋力について検査する事をお勧めします。