皆さんこんばんは。
今日は女性のお悩みで多い下半身太りについてです。
下半身太りが起こるのは脂肪だけが原因ではありません。
しダイエットに励んでも下半身だけが痩せない。触ってみるとお尻や太ももに脂肪があるのといったお悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?
太ももやお尻の脂肪はお腹などに比べて脂肪が燃えにくい部分なので、ダイエットをしても痩せにくいのが特徴です。
下半身太りの原因
生活習慣や食べ物、また女性に多いある症状が関係
1.太ももやお尻にできる皮下脂肪組織「セルライト」
女性の下半身太りの原因の1番が、セルライトだと言われています。
セルライトとは、太ももやお尻などにできる皮下脂肪組織が肥大化したものを言います。
セルライトは、皮下脂肪組織がくっ付いたもので、これができることによって血行が悪くなり代謝も落ちてしまいます。
セルライトは、1度出来てしまうとどんどん細胞が大きくなってしまいます。
セルライトが大きくなると、食事制限や運動をしてもなかなか脂肪は落ちず、下半身太りの解消になりません。
セルライトができることで、血流の悪化、リンパの滞りなど様々な症状を引き起こす原因となります。
そのため、下半身太りを解消するためには、いろんなことをする前にセルライトを取り除くことがまずは重要です。
2.水分補給量の不足からくる「老廃物の蓄積」
よく「水分を多くとると体が浮腫む」と言います。そのため、なるべく水分を摂らないように心がけている女性もいるようです。
水分を多くとると浮腫むというのは間違いで、水分が不足する方が浮腫みに繋がりやすいと言われています。
本来、水分を摂ると体の中の老廃物を尿や汗と一緒に排出してくれます。しかし、水分が足りないと尿、汗を出す量が減り、体内に老廃物が蓄積されていきます。
体の中に残った老廃物は、そのままにしておくと脂肪などに形を変えて体に蓄積していきます。
3.塩分や糖分の過剰摂取による「むくみ」
下半身太りが気になる人に多いのが、塩分や糖分の過剰摂取です。
味の濃いもの、甘いものが好きな方も多いかと思います。
塩分を摂りすぎると、血液の塩分濃度が上がります。塩分濃度が上がると、それを下げようと体が水分を溜め込もうとします。それがむくみという症状として出てきます。
むくみが出ると、血液やリンパの流れが滞ってしまい代謝が落ちてきます。すると、脂肪が蓄積され、セルライトに変化していきます。
砂糖を摂りすぎると、体内の水分を吸水してしまいます。そのため、血液がドロドロになり血液の流れが滞ってしまいます。
4.血流や代謝を悪くする「下半身の冷え」
冷え性で悩んでいるという女性が多いですが、実は体が冷えることが下半身太りに繋がるとされています。
下半身が冷えると代謝や血流が悪くなり、老廃物や水分の排出がうまくいかず脂肪が蓄積しやすくなります。
また、体についている脂肪は冷えると温まりにくく、体が常に冷えている状態になってしまいます。
そうなると、体の脂肪も冷たいままで、その場に蓄積されてしまいます。
女性の場合、筋肉量が少ないため元々冷えやすいとされています。また、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが分泌される時(生理、排卵期)は体温が低くなります。
また、デスクワーク等の座った作業が長時間続く場合は、特にお尻、太もも
が冷えやすいと言われています。
長時間同じ体勢で座っていると、代謝が悪くなり冷えやすい体になってしまいます。
特に、お尻を触って冷たいと感じた人は、かなり冷えている可能性があります。
5.姿勢の悪さや出産などからくる「体や骨盤の歪み」
人間は、いろんな姿勢をとるため知らない間に体に歪みが出てくることがあります。
立つ時に片足に体重をかけている,足を組む.荷物を利き手でいつも持っている
日常的に、上記のような行動をしている人は、体や骨盤が歪んでいる可能性が高いです。
特に女性は出産をするので、骨盤を繋ぐ靭帯の伸び縮みがあるため、骨盤が歪みやすくなっています。
骨盤や体に歪みが出ると、次のような症状が出てきます。
ぽっこりお腹になる、内臓が本来ある位置からずれるため、内臓機能が低下する、骨盤周りの血液やリンパの流れが滞る
特に、血液やリンパの流れが滞ると、下半身太りの原因となるので注意が必要です。
これらの原因が下半身太りの大きな原因となります。
体重が落ちても下半身が痩せない方は一度生活や身体を見直してみてはいかがでしょうか?