皆さんこんばんは。
今日は骨盤底筋についてのお話しです。
産後の骨盤矯正において骨盤底筋のトレーニングはとても重要です。
そこで骨盤底筋役割についてになります。
骨盤底筋の役割は、3つあります。
1つめは、内臓を支える役割です。
骨盤は内臓を支える器のようになっています。その器には内臓が載っている状態となります。重力は上からかかりますので、骨盤底筋がこれらの内臓を支えて役割になります。
2つめは、排尿・排便・月経などのコントロールです。
例えば、普段は骨盤底筋を締めて尿が外に出ないように止め、
尿を出す際は骨盤底筋を緩めます。
骨盤底筋は、締める・緩めるを自在にコントロールする事が役割です。
3つめは、自前のコルセットの役割です。
骨盤の上に背骨が乗っかり、そこに肋骨がくっついています。
ところが、肋骨と骨盤の間に背骨しかない空間があります。
この空間に内臓が入っているのですが、骨で守られていません。
ここは筋肉が箱のように内臓を包み込み、コルセットとしてカラダを支えています。コルセットが弱くなると様々な問題を引き起こします。
骨盤底筋が弱くなると
骨盤底筋が弱くなり、使えなくなると様々な問題を引き起こします。
まず、内臓を支える役割ができなくなってしまう場合、内臓を支えている骨盤底筋が弱くなると、ハンモックが下に大きく垂れ下がってしまいます。
それにより内臓が下に下がります。
骨盤は前が空いている形なので、押し出されるように下腹が出てしまいます。
また、内臓が押しつぶされ、正しい位置から外れることで働きが悪くなり、便秘、冷え、肌荒れなどを引き起こします。
続いて、排尿、排便のコントロールができなくなった場合、尿漏れが起こります。
くしゃみをしたり、お腹に力が入った際、本来は骨盤底筋がキュッと閉まることで尿道をふさいでいます。
ところが、骨盤底筋が使えなくなってしまうと、尿道をふさぐことができなくなり、ふとした瞬間に尿が漏れてしまうのです。
最後に、自前のコルセットが使えなくなった場合、姿勢が崩れ、カラダを安定させる力が衰えます。
日常生活だと、腰痛や肩こりになりやすい、疲れやすいといった問題が起こります。
スポーツをしている人だと、ケガの危険性、パフォーマンスの低下が起こります。
つまり、骨盤底筋が使えなくなると困ることがたくさんあるのです。
上記のようなお悩みがある際は骨盤底筋の筋力低下が考えられます。
気になる方は是非一度ご相談ください。