頭痛でお悩みの方も多いかと思います。
現代はPCやスマホの1日当たりの使用時間が長い為、疲労やストレスで緊張性の頭痛が出やすい方が増えてきています。
では緊張型頭痛とはどのような頭痛か?
緊張型頭痛は頭全体が鉢巻きで締め付けられるような痛みが続く頭痛です。
主な原因は身体的・精神的ストレスによる筋肉の緊張と考えられます。
例えば、上半身を前かがみにしたパソコン操作や、うつむき姿勢などを長時間続けると、頭を支えている首や肩の筋肉に大きな負担がかかり、頭の筋肉も緊張し、血流が悪くなり、頭痛が起こってきます。
また精神的なストレスは自律神経に影響して、頭痛の誘因になります。
緊張型頭痛のおこるメカニズム
筋肉の血流の減少や、筋肉が硬くなったり、筋肉に対する疼痛に対する痛みの感じ方の程度の成績から、筋膜や神経などにある痛みに対する受容体が関与する末梢性因子が存在すると考えられます。
一方、脳幹や大脳などの中枢が関与するメカニズムとして筋膜から中枢への痛みに対する反応が三叉神経を介して中枢を感作するとする中枢性の因子もあります。
緊張型頭痛のメカニズムは末梢、中枢いずれの関与も考えられ、おそらく頻度の少ない緊張型頭痛では末梢性因子が主に関与し、頻度の高いおよび慢性の緊張型頭痛では三叉神経を介した、末梢と中枢の両者が複雑に関与していると考えられます。
疲労やストレスが原因だとしても頭痛まである状態は、ピークに来ている状態です。
違和感や肩コリ程度の状態でのケアをお勧めします。
改善を早くする為にも早期の治療を!