今日は背部痛についてのお話しです。
肩こりや腰痛でお悩みの方は多いですが、最近は背部痛で寝れないといった方が多くご来院頂いています。
特にデスクワークのお仕事の方に多く、長時間同じ姿勢が多い方に見られる症状です。
背中の痛みとして最も多いパターンが、肩こりからくる場合です。
「肩こり」と聞くと、痛みも肩だけに現れると考えてしまいますが、実は肩こりは、首・肩・背中の筋肉疲労が起こっています。
首から背中にかけての筋肉が緊張した状態が続くと、血行が悪くなり、筋肉に酸素が行き渡らなくなります。すると、乳酸をはじめとする疲労物質が増えて筋肉に炎症が発生します。この炎症によって、肩だけでなく首や背中にも痛みが現れます。
また骨格のゆがみによる痛みも多いです。
姿勢の悪さ、特に猫背で骨格のゆがみが、背中が痛む原因です。
ゆがみによって、首や肩、背中の左右どちらかに負担がかかると、筋肉疲労を引き起こして痛みが現れます。
現代は仕事以外でもスマホでの影響が多く、首を下にしていると背中は丸まって負担となり背中の痛みへと繋がります。
あまりに痛みがきつい方はそのままにしておくと、睡眠の影響やその他への痛みへと繋がりますので早期の治療をお勧めします。