皆さんこんにちは。
骨盤のゆるみ、ゆがみに悩まされているのは産後の女性の方が多いですが、産後に関わらずゆるみ・ゆがみはあります。
老若男女問わず多くの人が、骨盤のゆるみ、ゆがみに問題を抱えています。
そこで今日は骨盤の役割についてです。
【骨盤の役割】
骨盤は人間の身体の中心部分に位置する骨で、仙骨・恥骨・腸骨・坐骨で構成されています。当たり前のように行っている「立つ・座る・歩く」などの日常動作は、骨盤の支えがあるからこそできています。
また、骨盤には動作を支える役割の他に、内臓はもちろん子宮や卵巣、膀胱などの重要な器官を守る役割もあります。
骨盤は開閉を繰り返すことで正常に働いていますが、ゆるみやゆがみが生じて骨盤の働きに問題をきたしてしまうと、身体中に様々な悪影響をもたらします。
【骨盤矯正が必要な理由】
骨盤が緩んでいると、内臓が落ち込み、下の方にある子宮は重みで押しつぶされてしまいます。本来、ふっくらと丸い形の子宮が、細長いナスのような形になってしまうと、赤ちゃんはよい体勢をとることができません。
お腹が張りやすくなったり、逆子になったりすることがあります。また、手足を伸ばした状態で臨月を迎えると、お産のときに引っかかって難産になりがちです。
骨盤にゆがみがある場合も同様で、赤ちゃんは苦しい体勢になります。出産時に、産道にお母さんの骨盤内の骨が出っ張って、赤ちゃんの回旋を妨げてしまうこともあります。
現代の生活リズムが骨盤への悪影響を及ぼします。
PCやスマホの普及で仕事も座り仕事が多く骨盤を支える靭帯や筋肉を使うことが少なくなったため、骨盤がゆるみ過ぎている人がほとんどです。
人間の身体は使わなければ衰えます。
衰えた状態で、妊娠すると更に筋肉、靭帯が緩みますので身体への負担が増えてきています。
そうなる前にも普段から骨盤のケアを心掛け下さい。