今日は正しいスクワットについてです。
スクワットはとてもフォームが難しく間違ったフォームで行っている方がとても多くいらっしゃいます。
そこで今日は正しいスクワットのやり方についてです。
まずは構えの姿勢から。
構えの姿勢のポイントは「姿勢」と「力を入れる部位・入れない部位」です。
肩の力を抜いて、上半身はリラックスしてください。背筋を伸ばし過ぎないように、肩の力を抜いて構えます。
スクワットのしゃがみ方は、膝を曲げようとせずに、腰から股関節を曲げるように意識します。スクワットは「膝」を曲げて行うのではなく、「股関節」を曲げて行う意識でやりましょう。
股関節まわりの筋肉の柔軟性と強化がスクワットの主要な目的のひとつ。
股関節から曲げることで、ケガのしやすい膝への負荷を下げることができ、「足の筋肉」により作用させることに繋がります。
最初は腰が直角になるように、そのあとに膝が直角になるようにします。ポイントは先に腰が曲がっていくようにすることです。膝が先に直角になるようでしたら、「膝」から曲げているということです。
膝が前に出過ぎないようにします。膝が前になると重心が前になります。
重心が前だと膝を曲げる意識でやっているので間違いです。
重心はやや後ろで股関節を曲げる意識でやって下さい。
重要な目安になるのが「ふともも」と「足関節」です。
ふともも(大腿部)は「床と平行になるように」
足の関節は「曲げない」
なるべく「膝小僧」が「つま先」より前に行かないようにすします。
これは股関節を曲げる意識でやれば、あまり意識しなくても結果として、大腿部が床と平行で、足関節が曲がっていない状態になります。
チェックとして、鏡をみながら
股関節が曲がっているかな?
足関節まがってないかな?
ふともも(大腿部)は床と平行になってるかな?
膝小僧がつま先より前に行ってないかな?
という目で体勢をチェックしてみましょう。
スクワットの本来の目的
スクワットの主目的は「股関節」まわりをトレーニングすること。スクワットは、股関節まわりの基礎筋肉を効果的に刺激できることが最大の効用であり、人間の動きにおいて股関節はもっとも重要な部位。股関節まわりの柔軟性と強さはパフォーマンスに直結します。
いかに股関節まわりを鍛えるか?この観点で考えれば、スクワットの正しいやり方が見えてきます。
本来のスクワットの目的が理解できると、効く場所がわかってくるかと思います。
いちどお試しください。