今日は足についてです。
足の裏にタコや魚の目が出来るといった方も多いのではないでしょうか。
比較的に女性の方の方が良く見受けられます。
足裏にタコができる原因は、
足に合わない靴 歩き方・姿勢の悪い癖などがあります。
足に合わない靴や足の変形で知らない間に歩き方に癖が付いてできることもあります。
足裏の皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層から出来ていて、タコは皮膚の表皮の角質層が厚くなったものです。
人間の皮膚は刺激を受けると体を守ろうとする働きがあります。
特定の場所に慢性的に刺激が集中することで、外部の刺激や菌から体を守ろうとします。
体を守るために皮膚の外側が盛り上がり、タコとして目で見えるようになります。
特に女性の方に多いのがヒールをよく履いている方です。
つま先が狭くなっているような靴、ヒールの高い靴は刺激が集中する部分が決まっているので要注意です。
ヒールは足の指が靴の中で踏ん張るスペースがなく、足の指の根元辺りで体重を支えることになります。
体全体の重みが集中するため、足の指の根元辺りにタコが出来る方が多いです。
また、足の指の関節が靴と当たり、関節の周りにタコができることもあります。
タコが出来る事で歩き方に癖ができ、外反母趾に繋がる事も多いので要注意です!
外反母趾は足の筋力の低下や、足に合わない靴を履き続けることなどで引き起こります。
外反母趾の方は体重が足の親指や、親指の付け根あたりに偏っていることが多いため、親指周辺にタコができやすくなります。
外反母趾でお悩みの方はタコがあるかしっかりと確認してみてください。
この様に足裏を確認するとどのような歩き方はしているのか、どのような靴を好んで履いているのかがわかってきます。
タコが出来るだけで終わればいいですが、外反母趾の様に変形が始まったり、歩き方が変わる事でО脚、変形膝関節などになる事もありますので、早めの対策が必要です。