今日は産後のお悩みで多い膝痛についてです。
妊娠中は急激に体重が増えるので、膝や足首を動かす筋肉への負担が増え、重くなった体重を支える膝の筋肉や太もも、ふくらはぎの筋肉が疲労を起こしやすく筋肉が緊張を起こし、疲労感や痛みとして現れてきます。
産後もお子さんを抱っこする事が多いので身体への負担となり、膝痛を起こします。
また、妊娠後期は身体を安定させる為ガニ股で歩くようになります。
歩き方が変わるので関節への負担が増えて、立つ瞬間や座る瞬間に関節痛が出ることもあります。
そして産後はお子さんを抱えたり、オムツ交換をしたりするため、膝の曲げ伸ばしをする頻度が増え、膝や足首に負担がかかります。
赤ちゃんは日を追うごとに重くなるため、毎日おもりを持ってスクワットしているようなものです。
妊娠中に足の筋力が落ちて関節への負荷も増えますし、骨盤のズレが起きていると膝や足首の筋肉が異常に緊張してしまうこともあります。
膝や足首の関節はとても敏感にできており、膝や足首の問題が原因でめまいやふらつきを起こしたり、膝や足首の痛みをかばって腰痛や股関節痛になることもあるので早めの治療がとても大切です。
痛みになる前に早めの産後矯正をお勧めします。