産後のポッコリお腹についてです。
腹筋はいくつかの筋肉で構成されているのですが、ポッコリお腹と大きく関わっているのは「腹直筋」と呼ばれる筋肉です。
いわゆるシックスパックにあたる部位で骨盤から肋骨まで伸びており、鍛えるとお腹を引き締めてくれる嬉しい効果があります。
産後のお腹がポッコリしてしまうのは、この腹直筋が伸びているためです。よく耳にする”体重は妊娠前に戻ったのに体型は戻らない”というのはまさにこの状態です。
お腹が大きくなるにつれて腹直筋が伸びるのは仕方のないことなのですが、そのまま放置していてはなかなか元に戻りません。
姿勢も大きく関係してきます。
妊婦さんはお腹が大きくなるにつれて、重心のバランスを取るために、どうしても反り腰の姿勢になってしまいます。
そして産後も、腹筋が衰えているために反り腰の姿勢になりやすく、自分で意識していかないとなかなか直りません。
反り腰の大きな問題点は、こちらの3つです。
お腹を突き出すような姿勢なので、視覚的にお腹がポッコリになる。
腹筋を使わないので一向にお腹が引き締まらない。
腰に負担がかかり、痛みが出る可能性がある。
姿勢を正せば自然と腹直筋は鍛えられ、腹直筋が鍛えられれば姿勢は良くなる、相互的な関係というのがポイントです。
産後の矯正が大切なのは、ここにあります。
骨盤の歪みを改善する事と、骨盤周囲の筋肉(骨盤低筋、お尻の筋肉、腹筋など)を鍛える事が重要です。
ポッコリお腹でお悩みの方はまずは一度ご相談ください。