皆さんこんにちは。
今日は産後の恥骨結合離開についてです。
左右の骨盤が恥骨結合で繋がっています。
この繋がり部分には軟骨があり骨と骨がくっつくクッションの役割をしています。
恥骨結合離開とは左右の恥骨の結合部分が離開してしまう事を言います。
離開してしまう理由として、出産時に赤ちゃんが参道を通る際、一気に骨盤が開きます。
出産は一度恥骨結合が離開した状態となります。
ですから出産後は多少恥骨に痛みがある方も多いです。
ですがまれにこの恥骨の痛みが激痛の方、痛みが続く方、歩けない方など
痛みがキツイ出る方がいらっしゃいます。
当院にもまれではありますが、産後1ヵ月ほどまともに歩けない程の痛みがある方がご来院されます。
離開が広いほど歩行や寝返りなどの際に激痛の症状が出ている方が多いです。
歩行までできない程の痛みがある方はまず安静が大切になります。
また一度病院でもレントゲンなどを撮り検査する事をお勧めします。
そして何とか歩行が少しずつ出来るようになりましたら、早めの矯正・治療を
必ず行って下さい。
そのままにして多くと離開もそのままになりますので早期の治療が大切です。