皆さんこんにちは。いちのま整骨院です。
先週末少し涼しくなったかと思いましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
熱中症には十分お気を付けください。
今日は骨盤の開きについてのお話しです。
骨盤の開きをそのままにしておくと様々な症状や要因へと繋がります。
1.姿勢の崩れ
骨盤が開くことで、体のバランスをとる要である骨盤のバランスが崩れます。
そうなると立ち方や歩き方の姿勢が前後左右に歪みが生じます。
姿勢が崩れるということは、体にかかる負担が偏り、使う筋肉・使わない筋肉の差が生まれます。
特に体幹を支える筋肉が低下しやすくなり
使う部分が集中してしまうことで、肩こりや腰痛などの症状といった慢性的なコリになりやすくなります。
また立ち方や歩き方が崩れてしまうので、O脚や外反母趾、猫背などの原因となります。
2.内臓の位置が下がる
骨盤の内側には大腸、生殖器があり、女性はさらに子宮もあり骨盤守られています。
上には小腸、胃があり、骨盤が開きっぱなしになると、これらの上にあるべき内蔵が骨盤の内側に落ちてしまい、もともとある内蔵が圧迫されてしまいます。
それにより、内蔵のはたらきが悪くなり、便秘や消化不良、生理痛などの不調を引き起こす原因となります。
3.新陳代謝の低下
骨盤が開いたままになると内臓の動きが弱まり、体幹の筋力が低下するため新陳代謝が低下します。
新陳代謝が低下することでも血液や水分の循環が悪くなり、冷えやむくみを引き起こします。
骨盤が開くことで内臓が落ち、それによって血管が圧迫されて、下肢への血液の流れが悪くなります。
これが骨盤が開くと血流が悪くなる原因です。
そうなると足のむくみ、冷え性などの症状が引き起こされます。
むくみや冷えはセルライトの原因となります。
4.太りやすくなる
血流が悪くなるということは老廃物が流れなくなる、ということなので、自然と太りやすくなります。
セルライトができやすくなるので痩せにくい脂肪がついていまうのです。
さらに血行不良によって筋肉が硬くなり、張った筋肉がついてしまいます。
脂肪は筋肉の上につくためより硬く血流の悪い筋肉は脂を燃焼してくれません。
骨盤が開くことで姿勢も崩れています。
使う筋肉は硬く張っていきますが、使わない筋肉はどんどん筋力が落ちていくため、筋肉量は低下していきます。
筋肉量が低下すると代謝も低下するので太りやすくなります。
こういった理由から、骨盤が開いたままだと太りやすく痩せにくい体になります。
女性のお悩みの大抵のものが骨盤に関係しています。
この上記の以外にも自律神経などにも骨盤は繋がります。
ですから、様々な症状やお悩みを改善するには、骨盤の開きを産後治さなければ改善していかないという事になります。
お悩みが深刻になり前にも早めの対応をお願いします。