皆さんこんばんは。いちのま整骨院です。
今日は下半身の筋肉の役割についてのお話しです。
産後骨盤矯正の患者様のお悩みでも多いのが下半身のむくみやだるさです。
皆さんの中でも、例えば立ちっぱなしだったり、長時間座り続けていて、
気がついたら足がパンパンにむくんでしまった、というご経験もあるのではないでしょうか?
この状態は、血液が心臓より下に滞っている状態にあります。
血液は酸素や栄養を身体の隅々まで運ぶ大切な役割があるので、下半身だけに留まるわけにはいきません。
となると、重力に逆らって、下半身にある血液を心臓に送り戻す必要があります。
それが、つま先の背屈と底屈という動きによって、
足首を使ってふくらはぎを弛緩・収縮させる事です。
(屈とはつま先を上げる事。底屈とはつま先を下げる事です。)
歩くごとに背屈と底屈を繰り返す事によって、ふくらはぎの筋肉が伸び縮みを繰り返し
筋肉がポンプ代わりをする事で、血液を心臓へと送り返してくれるのです。
これがうまく出来ないと、下半身に血液が滞り、疲労を感じたり、むくんだりします。
背屈と底屈は、正しく足首を使う事が出来ないとその効果は下がってしまいます。
産後の場合はこの足首を動かす下半身の筋力が低下します。
この事から下半身のむくみ、だるさへと繋がります。
解消する為には筋力の強化が必要です。
お悩みが長く続かない為にも早期の筋力アップをお勧めします。