皆さんおはようございます。いちのま整骨院です。
先日つかまり立ちをし始めたお子様のママさんから歩行器の購入についてご相談がありましたので、今日は赤ちゃんの歩行についてのお話しです。
歩行器の購入に関してご質問を頂く事が多々ありますが、結論からお話しますと、NO!です。
理由としては、赤ちゃんは産まれてから歩行するまで段階を踏んでいきます。
例えば、産まれて最初の1カ月ほどはあまり動かなったのが徐々に動き出し、泣き声も大きくなってきます。
泣く事でお腹の中の筋肉、コアを鍛え身体の軸の筋肉を鍛えていきます。
そしてバタバタと手足を動かすようになり、股関節周り、肩回りの筋肉を鍛え出す事で次は寝返りへ入ります。
寝返りが出来るようになると、筋肉の強度も上がる事で徐々に背中を反りだり腹ばいをしだしハイハイへが出来るようになります。
1つ1つ出来る事が増えていき、高這いやお座り、つかまり立ちへと成長していきます。
この順番が崩れる事は子供の成長にとってあってはならない事です。
誰が教える事なく、赤ちゃんは歩行が出来るようになります。
この成長の過程を歩行器などを使いサポートするという事は、必要な筋力が付かない事があるという事です。
今後成長していく過程で、歩き方、姿勢、О脚、X脚など脚の歪み、変形が起こるリスクがとても上がってしまします。
歩行器は足が完全に着いてない状態でつま先が床に着きます。
つま先で進む癖がつくと、実際に歩いた時に歩行に変な癖がつく事になります。
パパ、ママが見ただけではわからない程の悪い癖もあります。
歩行器を使っていて心配な方は一度専門家に診てもらう事をお勧めします。
当院でもお子さん姿勢や歩行も診ていますので、気になる方は一度ご相談下さい。
お子様がよく動くようになると、キッチンや危ない所へ行きたがるのは、私も子供がいるのでわかります。
ですが、子供の身体に関する成長の為には、歩行器はお勧め出来ません。