皆さんこんばんは。
今日は寒さ対策についてのお話しです。
患者様より寒さが厳しくなると、寒さ対策についてご質問頂く事があります。
その際に首、手首、足首を冷やさないようにお伝えしていますが、
ではなぜ体で首とつくところを冷やしてはいけないのか?ご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
冷やしてはいけない理由とは
この3つの共通点は、関節である事です。そして角度を変えて動かすことが出来ることです。
関節を自由に動せるようにするため、手首や足首は他に比べて皮下脂肪や筋肉は薄く少なくできています。
そのため、筋肉による保温効果が弱く、体温を保つことが難しい部位なのです。
また、関節の血管は皮膚の近くを通るために気温の影響を受けやすく、血液の温度が奪われてしまいやすいのです。
手首や足首をで冷やされた血液が全身を巡ると体全体の温度が下がり、体が冷えてしまいます。
逆に足湯や手をお湯につけたりするとポカポカしてくるのは血液が温められ、熱が全身を巡り温めくなります。
このように、関節部分には大きな主要な血管がありますので外部からの影響も受けやす場所となります。
これから本格的な寒い時期となります。
出来るだけ身体を冷やさないようお気を付け下さい。