こんにちは。いちのま整骨院です!
今日は巻き肩についてのお話です。
そもそも巻き肩とはどのような状態のことをいうのでしょうか。また、なぜそのような状態になってしまうのでしょうか。まずは巻き肩についてご説明します。
巻き肩は、内巻き肩なんて言われることもありますが、簡単に言うと肩が前に出ている状態のことです。解剖学的に言うと別に肩が巻いている訳ではないのですが、見た目からそのように呼ばれることがあるようですね。
巻き肩による身体への影響としては、まず第一に首や肩のコリが挙げられます。そもそも、巻き肩になる原因の一つとして不良姿勢があります。デスクワークなど、長時間同じ姿勢で座っていると、どうしても骨盤が後傾して、顔を前につきだすような姿勢になります。そうすると、肩も自然に前に出てくる訳です。
首や肩のコリがひどくなれば頭痛が出ることもあります。また、不良姿勢を続けていれば腰痛のリスクも高まります。さらに、巻き肩は肩甲骨が前にスライドすることによって起こるため、背中の筋肉にも緊張が生じます。結果として、胃の調子が悪くなったり呼吸が浅くなって、睡眠の質が低下したりします。
可能性としてもっと上げていくと、筋緊張による血行不良によって、手の冷えやしびれが生じたり、腕がだるいなどの症状が現れることもあります。このように、単に見た目が格好悪いけでなく、巻き肩になるとさまざまな症状が起こるリスクが高くなるのです。
簡単なチェック法としては、姿見の前に横を向いて立ってみて下さい。肩の位置が耳の位置より前に出ていれば出ているほど、巻き肩がひどいと言えます。
では、見た目も格好悪く、体にも不具合が生じる、いいことが何もない巻き肩になってしまう原因って何なのでしょうか。
巻き肩になってしまう最大の原因は、デスクワークなど、長時間同じ姿勢で座っていることです。よほど気をつけない限り、パソコン作業をしているような時って、ついつい猫背気味になります。猫背でかつ、胸を張るなんて奇妙な姿勢をとることはあり得ないので、必然的に巻き肩になってしまう訳です。
また、普段あまり意識することはないと思うのですが、腕って実は重いんです。体重によってもちろん差異はありますが、人間は肩口から数キロのおもりをぶら下げているようなものなんです。デスクワークをする時には、その重い腕を前に出して、字を書いたりキーボードを打ったりするので、勢い肩の位置が前に移動するということになります。
次に多い原因としてスマホの普及です。電車の中でもスマホ、食事中もスマホ、迷惑なのになると歩きながらのスマホなんかも社会問題になっていますよね。スマホ自体はそれほど重くなくても、先述したように腕が重い訳です。スマホを見る時に目の前30cmの所に掲げて、姿勢をピシッと正して見ている人って多分いないとおもいます。
下を見ていることが多いと、肩が前方に移動して、猫背気味になってしまいます。
大きな要因を見ますと、現代の人たちは巻き肩になる原因は皆さんにあります。
PC,スマホは生活、仕事には必須となっています。
ですが、仕方ないとしてしますと身体に色々な異変がでます。
巻き肩、姿勢、猫背など気になっている方は早めの処置をとって頂ければと思います。