こんばんは! いちのま整骨院です。
本日もたくさんの産後骨盤矯正の患者様にご来院頂きました。
その際に骨盤を締めるお話をさせて頂いています。
骨盤底筋の重要性を知って頂き、施術、トレーニングをする事でより効果的に骨盤をリセットする事が出来ます(^^♪
という事で今日は骨盤底筋についてのお話しです!
では骨盤底筋を鍛えるとどんな良い事があっるのでしょう?
骨盤底筋とは、その名の通り骨盤の底にある筋肉のことです。
骨盤は器のような形をしていますが、底は空洞になっています。
骨盤の空洞部分を覆うようについているのが、骨盤底筋です。
ハンモックをイメージしていただくと、分かりやすいです。
【骨盤底筋の役割】
骨盤底筋の役割は、3つあります。
1つめは、内臓を支える役割です。
先ほど骨盤が器のようになっていると言いましたが、その器には内臓が載っています。
重力は上からかかるので、骨盤底筋がこれらの内臓を支えています。
2つめは、排尿・排便・月経などのコントロールです。
例えば、普段は骨盤底筋を締めて尿が外に出ないように止め、
尿を出す際は骨盤底筋を緩めます。
骨盤底筋は、締める・緩めるを自在にコントロールすることが非常に大切なのです。
3つめは、天然のコルセットの役割です。
骨盤の上に背骨が乗っかり、そこにろっ骨がくっついています。
ところが、肋骨と骨盤の間に背骨しかない空間があります。
この空間に内臓が入っているのですが、骨で守られていません。
ここは4つの筋肉が箱のように内臓を包み込み、天然のコルセットとしてカラダを支えているのです。コルセットが弱くなると様々な問題を引き起こします。
【骨盤底筋が弱くなると】
骨盤底筋が弱くなり、使えなくなると様々な問題を引き起こします。
まず、内臓を支える役割ができなくなってしまう場合、内臓を支えている骨盤底筋が弱くなると、ハンモックが下に大きく垂れ下がってしまいます。
それにより内臓が下に下がります。
骨盤は前が空いている形なので、押し出されるように下腹が出てしまいます。
また、内臓が押しつぶされ、正しい位置から外れることで働きが悪くなり、便秘、冷え、肌荒れなどを引き起こします。
続いて、排尿、排便のコントロールができなくなった場合、尿漏れが起こります。
くしゃみをしたり、お腹に力が入った際、本来は骨盤底筋がキュッと閉まることで尿道をふさいでいます。
ところが、骨盤底筋が使えなくなってしまうと、尿道をふさぐことができなくなり、ふとした瞬間に尿が漏れてしまうのです。
最後に、天然コルセットが使えなくなった場合、姿勢が崩れ、カラダを安定させる力が衰えます。
日常生活だと、腰痛や肩こりになりやすい、疲れやすいといった問題が起こります。
スポーツをしている人だと、ケガの危険性、パフォーマンスの低下が起こります。
つまり、骨盤底筋が使えなくなると困ることがたくさんあるのです。
このように様々な問題が骨盤底筋が緩み弱くなることで起こります。
産後の方、姿勢にお困りの方、是非一度ご相談頂ければと思います。