O脚とガニ股との違い
O脚は正面から見ると左右の足が外側に開いている状態なため、ガニ股のように見えてしまうという特徴があります。
O脚はガニ股だと思っている人も多いのですが、実際にはこの二つは全く異なるものです。
どちらも足が湾曲していますし、膝がねじれている状態ですが、膝が内側にねじれているのか外側にねじれているのかによって、O脚とガニ股にははっきりとした違いがあります。
まずO脚の場合には、足をピッタリくっつけた時に正面から見ると、膝小僧が内側に入っているように見えます。
ガニ股の場合には膝が外側にねじれているのが特徴で、女性よりも男性がなりやすいです。
太ももの骨はどちらもねじれていますが、ねじれの向きが違うことによって体型にも大きな影響があります。
O脚の場合には、骨盤が開くことによって太ももの骨が外側にねじれてしまいます。
生活習慣などを改善せずに放置してしまうと、このねじれによって骨盤がどんどん開きやすくなり、結果としてお尻が大きく見えるという結果になります。
一方、ガニ股の場合には、太もものほねが外側にねじれるのですが、原因は骨盤ではなく歩き方と姿勢にあるため、太ももが外にねじれることによって骨盤がキュッと小さく閉じるので、その結果お尻は小さく見えることになります。
正面から見た感じはO脚もガニ股もそれほど大きな差はないように思えますが、ねじれ方が違うと体型にも大きな影響が出てしまうのです。
原因が異なるO脚とガニ股は、改善法や矯正法も異なります。
まずはこの2つの見極めが重要です。
矯正法、トレーニング法を間違った方法でしてしまうと悪化させる原因ともなりますので専門的に調べて頂く事をお勧めします。
ご自身のО脚がどのパターンなのか気になる方は是非一度ご相談ください。